2022年9月 9日

復興支援への想いと私たちにできること

いわき市の企業として

東北大震災発生時、東北の全域で地震や
津波による大きな被害が発生し、いわき市も大きな被害を受けました。

変わり果てた街並みに自然災害の恐ろしさを痛感し、
多くの方が悲しみに暮れたことを今でも思い出します。

我々はいわき市を中心とした地元企業として、
廃材の撤去作業や仕分け作業・資材を受け入れ再資源化を進めるなど、
廃材を再資源化出来る設備を持つ我々だから出来ることを様々な方々と協力して進めました。

いわき市の企業として

累計約7万6千トンの災害木くずを処理

災害によっていわき市だけで推定約300万トン近い「がれき」が発生したと言われています。


いわき市では震災発生から3年後の平成26年までに約78%のがれき処理が完了しており、
その中でも約10万トンの木くずが合板や燃料へ再生されました。(平成26年9月30日時点)

当社では、平成23年~26年の間に累計約76,000トンの木くずを受け入れ処分しています。

  • 仮置き場での選別仮置き場での選別 気の遠くなるような膨大ながれきの中から、廃棄するものと再資源として活用出来るものを選別する作業を実施。 甚大な災害だからこそ失われる多くの資源を少しでも有効活用し、燃料や合板などの形で再度生活に役立てるために丁寧に選別
  • 塩分除去塩分除去 多くの木くずは津波によって海水に晒されたため、当社にて一次集積場から二次集積場へ木くずを移動し塩分除去作業を行いました。
  • 放射能測定放射能測定 空間線量を線量計で計測し、入荷時には1車毎に測定し記録、工場内でも複数箇所で定点計測を毎日実施。 バークについても、毎日計測し高線量品は別山で管理するなど徹底した管理を行いました。

より良い「いわき市」を目指して

桜の名所を未来へ

桜の名所を未来へ
いわき市の有志が主導になって開始した「遠野千本桜計画」に参加。

木材を扱うプロとして、枝の間伐や雑草などの草刈りといった手入れを担っており毎年少しずつ大きくなる桜を身近に感じながら、数十年~100年先の未来では桜の名所として多くの方が訪れることを願っています。
津波ですべてが流されてしまったいわきに新たな名所を作る試みをしています。

地域コミュニティへの施設開放

地域コミュニティへの施設開放
葬祭場としてだけでなく、ジャズコンサートや軽トラ市といったイベントを開催しています。

地域の方々が気軽に集まれるような場所や機会を提供したいという思いから、定期的に開催しています。

いわきFCとのパートナーシップ

いわきFCとのパートナーシップ
「スポーツを通じていわき市を東北一の都市にする」という理念のもと、県リーグから始動。

J2昇格へと躍進を続けながら、人材育成、市民の健康増進など、スポーツを通じて地域を元気にすることに取り組む姿勢に共感し、サポートパートナーとして支援させて頂いています。

いわきFCロゴ

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